新製法によって多種多様な色彩を用いた模様を、繊細かつ精度よく天然皮革のパネル全面に施すことが可能
従来の製法では、皮革製造メーカーによって素材となる天然皮革をなめし・染色などの下処理を済ませた上で全面に凹凸のエンボス加工を施した状態でボール製造工場へと提供されていました。このため革の表面には既に凹凸のエンボスが形成されているため、ボール製造工場では平面での印刷ができず、印刷方法に制約を受けもっぱら転写方式が採用されていました。
印刷する模様(例えばロゴマークや図柄など)はその鮮明さや精度が十分でなく、色彩などは単純なものになるのが一般的であり、サイズにも制約を受けることが常でした。TACHIKARAによる新製法は、平滑処理された天然皮革の表面にタチカラ独自の印刷方法で自在なグラフィックを表現し、そして凹凸のエンボス加工を施す製法となります。この新製法によって多種多様な色彩を用いた模様を繊細かつ精度よく天然皮革のパネル全面に施すことが可能となりました。
製法特許出願中 特願2014-22152
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