STREETBALL LEAGUE SOMECITY × TACHIKARA

「さまざまな場所でその街の最高のチームを決める」というシンプルな理念のもとに立ち上げられたストリートボール(ストリートバスケットボール)リーグがSOMECITY。そこにはさまざまなバックグラウンド、キャリア、想い、夢、目標を持ったボーラーたちが各々のスタイルで自由に自分を表現する空間がある。それぞれのスタイルをストリートボールを通じて発信することによって、何かを起こすきっかけを創り、その街の活性化を目指し、より多くの人に活躍する場所と機会を提供することを目的とする。現在は関東圏のチームが参戦しているSOMECITY TOKYO、関西圏のチームが参戦しているSOMECITY OSAKA、そして東北圏のチームが参戦しているSOMECITY SENDAIがリーグを通年開催している。また長野、名古屋、青森、福岡などでトーナメントを展開し、各地域の勝者はTHE FINALという年に1回の優勝決定イベントに参加することができる。開催地域は全国規模で続々と増える予定であり、SOMECITYは事実上国内唯一で最高峰のストリートボールリーグである。

SOMECITYとは、2007年12月25日に東京から始まったドメスティックなストリートボールリーグです。日本における既存のバスケットボールの世界だけでは満足のできない究極の愛好家とも言えるストリートボーラーたち自身によって、何の後ろ盾もなく純粋で尊い想いひとつで開幕し、現在では東京、大阪、仙台を中心に日本全国でストリートボールのゲームを開催してきました。SOMECITYのミッションは、全世界で育まれているストリートボールというスタイルを日本で構築し、ひとつのカルチャーとして存在させることです。それはつまり、バスケットボールで自由に自分を表現できる空間を創り出していくことであり、またその発想を世の中に発信していくことにあります。

日本では前例のないストリートボールリーグを成立させるために、SOMECITYはゲームルールからレギュレーションなど全てをオリジナルで生み出してきました。しかし、そのルールやレギュレーションは時代に即して変化していったり、また開催される街によって柔軟に対応していく必要があります。とはいえスポーツリーグである以上、最低限キープされていなくてはならない事実はもちろん大事に扱われています。その中でSOMECITYがこだわってきた部分はよりアグレッシブにプレイできるルール整備と、誰でも参戦できる広い間口のチャンスメイクなどです。度々行われる議論では「いかにその1ゲームを面白くできるかが全て」という言葉が飛び交い、無理なくしっかりとフィットする前提でよりショッキングな結果を得られる選択をSOMECITYは心掛けてきました。

<SOMECITY SEASON REGULATION & RULES>
SOMECITYは誰でも目指すことができる、どんなボーラーにもチャンスがあるストリートボールリーグです。その枠組みは決して同じものである必要はなく、それぞれの街やプレイグラウンドに適したレギュレーションやルールを考え、その都度一番最適なものを採用しています。

<SOMECITY TOKYO 2015-2016 SEASON REGULATION>
・年間を前半期の1st、後半期の2ndに分けた2シーズン制
・レギュラーチーム8チームによるリーグ戦形式
・各半期ごとに、リーグ戦上位4チームがPLAYOFFに進出し優勝を争う。リーグ戦最下位チームが自動降格、7位チームが入れ替え戦へとまわる

固定されたレギュラーチームによるリーグ戦形式を取っていますが、一般オープントーナメント「WHO’S GOT GAME?」を勝ち抜いてきた新規参入希望チームにもレギュラー参戦のチャンスがあり、定期的に入れ替えが起こる可能性のあるレギュレーションを敢えて採用しています。

<SOMECITY RULE>
・1GAMEは基本的に8分ハーフ
・18秒ショットクロック採用
・バスケットボールカウントは、得点と1スロー+ボールポゼッションから再開
・オフェンス不成立時、攻守交替はディフェンス側の選手がボールと一緒に3ポイントラ インの外に両足で出て成立
・ディフェンス側の選手がボールを保持した後に攻守交替が成立するまで妨害してはならない
・SOMECITYオリジナルルールであるアドバンテージルールを採用。これは前半と後半の間に設けられた、負けているチームのオフェンスで行われる制限時間無しの1on1。レギュレーションの時間と関係なく得点を追加できるチャンスが与えられる。 オーディエンスの視線を独占して、思う存分に好きなだけ、目の前の相手に自分のスキルをぶつけられる時間

ただし、今現在各都市で採用されているシーズンレギュレーションやルールは完成されたものでもなく、今後必要に応じて柔軟に変更していくものとして考えています。一番に大事にしているのは、ある特定の人たちだけのものではなく、誰にでも楽しめる場を創るということ。またそこは磨き上げたスキルとスキルのぶつかり合う場所であり、 日本だけの狭い価値観ではなく、海外やストリートボールの本場ニューヨークの価値観も柔軟に取り入れ、よりスキルを持ったボーラーが活躍することのできるルールを最重要視しています。

TACHIKARAがSOMECITYの公式サプライヤーとなったのは2013-2014シーズンからで、SOMECITYとTACHIKARAで共同して作製したSOMECITY 2015-2016 OFFICIAL GAME BALLは現在、全国のSOMECITYで採用されているSOMECITYの公式試合球です。「バスケットボールで遊ぶ」ためのプロダクトの生誕に応えたいと願うTACHIKARAにとってSOMECITYは重要なパートナーであり、共に新しいバスケットボールの、新しいスポーツの世界を切り開いて行く開拓者であると解釈し、今後も全力でサポートしていきます。

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